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代替手段

境界データを入手できるほかの場所(率直に)

Geocode AI がすべての人にとって最適とは限りません。よく使われる各データソースの得意なことと、代わりにそちらを使うべき場面を紹介します。

境界データソースの比較
Geocode AIGADM / geoBoundariesCensus TIGERNatural Earth / MapboxGoogle スタイル設定OSM 生データ
API:検索、取得、逆引きMapbox:タイルスタイル設定のみ公開サーバー、軽い利用のみ
全世界をカバー米国のみ
市区町村、地区、郵便番号国によって異なるMapbox はあり、Natural Earth はなし
保存できるポリゴンNatural Earth は可、Mapbox はライセンス次第
コスト無料枠あり、以降はユニット単位無料(GADM:非商用)無料Natural Earth は無料、Mapbox は営業経由Google マップの料金無料、ポリシーによる制限あり
エリアを文章で説明

スペースの都合で Natural Earth と Mapbox は同じ列にまとめています。違いは下のカードをご覧ください。

選択肢ごとの概要

  • GADM

    ダウンロード型データセット

    得意なこと:全世界で一貫した行政レベルを持ち、研究分野でよく使われています。

    制約:静的ファイルで、更新は数年おきです。学術・非商用利用は無料ですが、商用利用には許可が必要です。

    固定のスナップショットで問題ない研究や非商用の分析に向いています。

  • geoBoundaries

    ダウンロード型データセット

    得意なこと:オープン(主に CC BY)で、国ごとに出典が明記され、複数の行政レベルがあります。

    制約:ファイルのみで、検索、逆引き、地点判定のための API はありません。レベルと網羅範囲は国によって異なります。

    自社の GIS に読み込む、オープンで引用可能なデータセットが必要な場合に向いています。

  • US Census TIGER/Line

    政府データセット(米国)

    得意なこと:米国の州、郡、プレイス、ZCTA などの公式データで、パブリックドメインです。

    制約:米国のみで、シェープファイルを自分でホストしてクエリする必要があります。

    国勢調査の地理区分と完全に一致させる必要がある、米国のみの作業に向いています。

  • Natural Earth

    ダウンロード型データセット

    得意なこと:小縮尺地図向けの、きれいなパブリックドメインの国と第 1 階層の地域データです。

    制約:世界地図や大陸地図向けに簡略化されており、市区町村、郡、地区は含まれません。

    国や州レベルの世界地図やダッシュボードに向いています。

  • Mapbox Boundaries

    商用タイルセット

    得意なこと:Mapbox の地図でのスタイル設定やデータ結合に使える、世界の境界のベクタータイルです。

    制約:Mapbox の地図で使うライセンス製品で、呼び出し単位ではなく営業経由で販売されています。

    すでに Mapbox を使っていて、大規模にスタイル付きの階級区分図が必要な場合に向いています。

  • Google マップの境界

    地図のスタイル設定

    得意なこと:データドリブン スタイル設定で、Google マップ上の Google 独自の境界フィーチャーに色を付けられます。

    制約:スタイル設定のみで、保存・クエリ・エクスポートできるポリゴンは得られません。

    UI の Google マップ上で地域をハイライトしたい場合に向いています。

  • OpenStreetMap を直接利用

    オープンデータ、公開サービス

    得意なこと:国から近隣地区まで、最も詳細なオープンな境界データで、継続的に更新されています。

    制約:リレーションをポリゴンに組み立て、キャッシュし、公開サービスの利用ポリシーを守る必要があります。

    単発でファイルが欲しい場合や、自前の Nominatim と Overpass を運用している場合に向いています。

Geocode AI が適している場合

リクエスト時に、世界中の境界が必要な場合。国から地区や郵便番号まで、名前でも地点でも、階層付きで、ファイルとしても地点判定としても使いたい場合。あるいは、エリアが文章で書かれていて、それをポリゴンにする必要がある場合です。